ボディジュエリーを美しく保つためのケア方法:シリコン
最終更新: 2026-03-28

シリコン製のボディジュエリーは、やわらかく軽量で、完治したピアスホールに装着すると快適に使える素材です。ただし、扱い方には少しコツがあります。医療用グレードのシリコンは腐食しにくい一方で、洗浄や保管が不十分だと皮脂や汚れ、さらには一部の薬剤成分などが付着・残留しやすいことがあります。
基本のルーティンを押さえるだけで、シリコンを清潔に保ち、快適に長く使えます。
装着前のひと手間
新品のものや、しばらくしまっていたシリコンは、まず石けんとぬるま湯でやさしく洗いましょう。すすぎ残しがないようにしっかり流し、完全に乾かしてから装着します。表面に石けんが残ったままだと、ピアスホールの刺激になることがあります。
より安心したい場合は、オートクレーブで処理することも可能です。処理する際は、メーカーが推奨する方法に従ってください。
なお、シリコンは完治したピアスホールでのみ使用し、開けたてのピアスや拡張中の使用には向きません。
装着のときは、ラテックス手袋を避けるのも大切です。ラテックスがシリコンに移ると、ラテックスに敏感な人はトラブルにつながることがあります。


安全に装着するには
シリコンは柔らかく、少し形を変えて装着できます。指でつまんで半分に折り、ピアスホールにやさしく入れてから手を離しましょう。装着後は、軽くなじませてホールの中で元の形に戻るように整えます。
数分たっても形が戻りにくい場合は、今のサイズに対してジュエリーが大きすぎる可能性があります。無理に押し込むとピアスホールを傷つけるおそれがあるため、いったん小さいサイズに変えるか、ガラスやインプラントグレードの金属で拡張を進め、ホールが安定してから改めてシリコンを試してください。
着用中と外したあとのお手入れ
シリコンは、やさしい石けんとぬるま湯でこまめに洗いましょう。洗ったあとはよくすすぎ、しっかり乾かします。
水泳のあとは、できるだけ早めに洗うのがおすすめです。プールの薬剤成分は、シリコンの変色やピアスホールの刺激につながることがあります。
また、強い薬剤(マダサイドやケミクレーブ系など)はシリコンに使用しないでください。成分が素材に残り、着用に適さない状態になることがあります。基本は、やさしく洗って、しっかりすすぐだけで十分です。
避けたいこと
シリコンは、ラテックス手袋で触らないようにしましょう。強力な消毒剤や業務用クリーナーなど、刺激の強い薬剤に触れさせないことも大切です。
また、完治していないピアスホールでの使用や、拡張用としての使用は避けてください。
見た目が珍しいぶん、周りの人が触りたくなることもあります。皮脂や汚れ、細菌がジュエリーやピアスホールに移らないよう、できるだけ触られないようにしておくと安心です。
シリコンジュエリーの保管
シリコンは、清潔で乾燥した場所で保管しましょう。直射日光や熱、強い薬剤の近くは避けるのがおすすめです。
ジュエリー同士がくっついたり、ほこりが付いたりしないよう、できるだけ別々にしまいます。やわらかいポーチや、ふた付きの清潔な容器に入れておくと便利です。
また、表面に残留物が付きやすい素材と長時間触れたままにすると、汚れが移ることがあります。長期保管するときは、ほかの素材と密着しないようにしておくと安心です。
MAYのこだわり
MAYでは現在シリコンジュエリーの取り扱いはありませんが、これまでカオス・ソフトウェア (Kaos Softwear) のシリコンジュエリーを販売し、長く信頼してきました。ボディジュエリー分野で実績のあるメーカーが、インプラントグレードで身体への使用を想定した品質のシリコンを製造している点も、信頼できる理由のひとつです。




シリコンを快適に使うためには、基本を守ることが欠かせません。完治したピアスホールでのみ使用し、こまめに洗って清潔に保つこと。装着はやさしく行い、汚れや薬剤が付かないように保管すること。コツさえ押さえれば、シリコンならではの軽さと快適さを、安心して楽しめます。
今後も、ボディピアスジュエリーの選び方やケア方法を、実用的なガイドとして順次お届けしていきます。