宝石が彩るジュエリーの世界:合成石とは?
最終更新: 2026-02-13

ボディジュエリーに適したラボ品質
合成ジェムストーンは、天然石のような美しさを持ちながら、色や透明度のばらつきが少なく、耐久性も高いのが特徴です。ボディピアスジュエリーにも向いています。
管理されたラボ環境で作られるため、つけっぱなしで使うジュエリーでも安定した品質を保ちやすくなります。
Synthetic(合成)とLab-grown(ラボグロウン)の違い
Synthetic(合成)とLab-grown(ラボグロウン)は、同じ意味で使われることもありますが、厳密には少し違います。
Syntheticは、天然石と同じ化学組成を持つ石のことです。たとえば合成サファイアは、採掘されたサファイアと化学的に同一です。Lab-grownは、石がどこで作られたかを表す言葉で、ラボグロウンのジェムストーンの多くはSynthetic(合成)に当たります。
ここで一番大事なのは、合成=偽物ではないということです。合成石は、見た目だけでなく、硬さなどの性質も天然石と同じで、本物の宝石として扱われます。
ただし注意点として、販売側が宝石名を成分ではなく、色を表すための呼び名として使うこともあります。「Ruby(ルビー)」と書かれていても、実際にはコランダム(鋼玉)ではなく、単に「赤い色の石」という意味で使われている場合があります。
ボディジュエリーにおける利点
合成ジェムストーンには、ボディピアスで使う上でいくつかの実用的なメリットがあります。
均一性:色、透明度、品質が安定しています。耐久性に影響する内包物や色ムラといった問題が起きにくいのが特徴です。
オートクレーブ対応:管理された製造プロセスにより、内部の亀裂や水分が入りにくく、滅菌時に天然石が割れる原因を排除しています。そのため、多くの合成ジェムストーンはオートクレーブ滅菌に対応しています。
構造の安定性:天然石にあるような欠陥が少ないため、普段の使用で欠けたり割れたりしにくい構造です。
入手しやすさ:天然石に比べて手頃な価格で、サイズや品質の選択肢を広げやすいのも魅力です。
つけっぱなしで使うジュエリーだからこそ、この安定性が重要です。シャワーや睡眠、日常生活の中でも、安定して使える石が求められます。
ボディジュエリーでよく使われる合成ジェムストーン

キュービックジルコニア(CZ)は、優れた光学特性としっかりとした輝きが魅力です。ダイヤモンドと化学的に同一ではありませんが、質の高いCZなら手頃な価格で鮮やかな輝きを楽しめます。
合成オパールは、天然オパールの魅力である遊色効果(角度や光によって色が変わって見える、虹色っぽいきらめき)を、割れやすさを抑えながら楽しめる素材です。天然オパールと違ってオートクレーブにも対応していて、クレージング(表面のひび割れ)も起きにくい特性があります。
ラボグロウンダイヤモンドは、採掘されたダイヤモンドと化学的に同一です。同じ硬度と輝きを持ちながら、品質が安定しています。
品質への配慮
合成石の品質は、製造元によって大きく異なります。低品質なものでは、色のばらつきや曇り、製造上の欠陥が見られることがあります。
一方、信頼できる供給元から入手した高品質な合成石は、ボディジュエリーでの耐久性において天然石に匹敵する、あるいはそれを上回ることもあります。
合成石でも天然石でも、セッティングの質は同じくらい重要です。
納得して選ぶために
合成ジェムストーンは、予算を抑えるための代替品というより、実用性を重視した選択肢として考えてみてください。
オートクレーブ対応という特性があるため、新しく開けたピアスのファーストピアスにも適しています。品質が安定していることは、長期間身につけるときの安心感にもつながります。



MAYのこだわり
MAYは、ボディジュエリーの基準を満たす高品質な合成ジェムストーンを扱うメーカーと協業しています。合成石は実用的で美しく、オートクレーブにも対応しているため、日常使いのボディジュエリーに最適な選択肢です。
パートナー企業も、毎日身につけるジュエリーには安定した品質と確かな性能が欠かせないことを理解しています。
次回はジェムストーンのカットについて。形やバランスが見た目だけでなく、着け心地や使いやすさにどう影響するかを見ていきます。

