サイズ選びの基本:長さと内径

ボディピアスジュエリーのサイズ選びは、着け心地とフィット感を左右します。
長さは、バーやバーベルの装着軸(有効軸)を指します。エンドパーツを除いた、ピアスホール内に収まる軸の長さです。内径とは、リングの最も広い位置を横切って測る内側の寸法です。快適に着用するには、これらの寸法が体に合っている必要があります。
小さすぎるサイズは圧迫や締め付けを招き、不快感の原因になります。大きすぎるサイズは刺激や引っかかり、落ち着かない装着感につながります。適切なサイズは、しっかり留まることと快適さのバランスが取れています。
バーベルの長さ(装着軸)の測り方

バーベルは、ピアスホールを通るまっすぐな軸の部分である 装着軸(有効軸) でサイズを測ります。この長さにはエンドパーツは含まれません。適切な長さを知るには、ピアスホールの入口から出口までを測ります。装着軸(有効軸)の長さは、装着部位の厚みによって決まります。ぴったり目に着けたい場合は、その測定値と同じ長さが目安です。少し余裕が欲しい場合は、わずかに長いサイズを選びます。
できるだけタイトに着けたい人もいれば、少し遊びがある方が好みの人もいます。購入時は、普段の装着感の好みも含めて考えてみてください。ポストが短すぎると、ジュエリーがピアスホールを押してしまい、不快感につながります。エンドパーツを無理なく取り付けられ、安静時や動いたときにもピアスホールが受け止められるだけの長さが必要です。
リングの内径の測り方

リングは、円の内側の空間である 内径(最も広い位置をまっすぐ横切って測る寸法)でサイズを測ります。この数値は、リングが組織に対してどれだけの余裕を持つかを決めます。必要な内径は、リングをぴったり着けたいか、ゆとりを持たせたいかによって変わります。
すでにちょうどよくフィットしているリングがある場合は、そのリングの内側を最も広い位置でまっすぐ測ると、好みの直径の目安になります。
リングにチャームやダングルを追加する予定がある場合は、タイトなフィットよりも、装飾分の動きやスペースを見込めるサイズを選びます。
サイズ換算の目安
アメリカで製造されるボディジュエリーのサイズは、インチ表記(分数刻み)で示されることが一般的です。よく使われるサイズの換算表は以下のとおりです。
| インチ(”) | ミリメートル(mm) |
|---|---|
| 3/32″ | 2.4 mm |
| 1/8″ | 3.2 mm |
| 5/32″ | 4 mm |
| 3/16″ | 4.75 mm |
| 7/32″ | 5.5 mm |
| 1/4″ | 6.4 mm |
| 9/32″ | 7.15 mm |
| 5/16″ | 8 mm |
| 11/32″ | 8.7 mm |
| 3/8″ | 9.5 mm |
| 13/32″ | 10.3 mm |
| インチ(”) | ミリメートル(mm) |
|---|---|
| 7/16″ | 11 mm |
| 1/2″ | 12.7 mm |
| 9/16″ | 14.5 mm |
| 5/8″ | 16 mm |
| 11/16″ | 17.5 mm |
| 3/4″ | 19 mm |
| 13/16″ | 20.5 mm |
| 7/8″ | 22 mm |
| 15/16″ | 24 mm |
| 1″ | 25.4 mm |
部位ごとのサイズの考え方
部位によって、適切なサイズは異なります。ナベル(へそ)ピアスの場合、座ったり横になったりするとおへその形が変わるため、その動きに対応できるサイズを選ぶ必要があります。舌ピアスの場合は、食事や会話中に歯の間に入り込まないよう、快適にフィットする範囲でできるだけ短いバーが適しています。
ジュエリーを選ぶ際は、ご自身の体の特徴と、動いたときの変化を考慮してください。また、衣服との接触、寝る姿勢、日常の活動量など、装着感に影響する要素も考えておくと安心です。
サイズ選びのポイント
ジュエリーのサイズを選ぶときは、次の点を意識してみてください。
- ピアスホールの入口から出口まで測り、長さ(装着軸)の目安にする
- 気に入っているリングがあれば、そのフィット感を基準にする
- よく動く部位は、動きによる変化を見込む
- リングに装飾を足す場合は、その分のスペースも考える


サイズがわずかに違うだけでも、着け心地や見え方は変わります。購入前に正確に測っておくと、納得のいくフィットに近づきます。サイズに迷ったら、ピアッサーに相談し、適切な測定や提案を受けるのがおすすめです。
MAYのこだわり
MAYでは、正確なサイズ設計の重要性を理解し、適切なサイズ展開を行うメーカーとパートナーシップを組んでいます。パートナーは、長さ(装着軸)と直径(内径)を1/32″または1/16″刻みで提供しており、ご自身の体に合うサイズを選びやすくしています。
快適に着用するには、正しいフィットが欠かせません。幅広いサイズ選択肢を支えることは、見た目の好みと着け心地の両方を満たすための、MAYの大切なこだわりです。
来週は、ゲージ(太さ)の基本を取り上げます。ゲージの仕組みと、適切な太さの選び方を解説します。


